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高城高「墓標なき墓場」(創元推理文庫・高城高全集1) 佐藤多佳子「一瞬の風になれ 第一部−イチニツイテ−」(講談社) 目黒条「世界人類がセックスレスでありますように」(マガジンハウス) 花村萬月「錏娥哢奼」(集英社) 桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」(富士見書房) 勝目梓「視線の刃」(FUTABA NOVELS) 桜庭一樹の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」には驚いた。文字通り、タイトルは甘く見えるのだけれども、テーマといい結末といい、迂闊に触れれば血が噴き出るような生々しさがあり、しかも、一筋縄ではいかない複雑さも兼ね備えている。 本当は直木賞受賞作の「私の男」を読みたいのだが、ほとんどの小説を図書館から調達するものだから、当分順番が回ってこない。しかし、負け惜しみでなく、最初にこの小説を読んで良かったと今では感じている。これから、「私の男」に至るすべての小説を順に読んでみるつもりだ。 今月読了したそのほかの小説については、期待ほどではなかったとだけ申し上げておく。 |
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